HISTORY沿革
創業から100余年。
お菓子の力を信じ、おいしさに向き合い続けて、
今日まで歩んでまいりました。
1923年
初代・膝附武平が米菓製造業を開業
創業当初はリヤカーを自転車で引いて、
手作りのおせんべいを売り歩きました。
1965年
「株式会社 膝附商店」を設立
みんなが喜ぶ「おやつ」としての米菓作りに改めて向き合います。
ロングセラー商品「武平作」を発売
醤油が香ばしい、定番の草加せんべい。四角い形と武平作印が長く親しまれた、人気商品です。
1970年
工場を新設
1972年
「膝附製菓 株式会社」へ商号変更
1975年
創業50周年「武平作だんご」開業
1984年
第20回全国菓子大博覧会にて
「城壁」が名誉総裁賞を受賞
1994年
人気商品
「えびせんべい」発売
1995年
「ひざつき製菓株式会社」に社名変更
2001年
三代目・膝附武男が社長就任
2004年
本社工場を現住所に移転
2017年
国際認証「食品安全マネジメントシステム FSSC22000」を取得
2023年
「えびせんべい」が第60回ジャパン・フード・セレクションにて
最高評価グランプリを受賞
- 2023年
- 創業100周年
「武平作だんご」を開業
当時はせんべいしか製造したことがなかった当社。ところが1973年、旧知の機械メーカーから「せんべいを作る途中工程はだんごだから、だんご屋もできるよ!」と言われ、半ば強引に機械の導入が決定。これをきっかけに、だんご、あんみつ、饅頭などの製造がスタート。やがて1973年には、和菓子屋である「武平作だんご」を栃木駅前に開店。「武平作だんご」は現在も人気店として営業中です。思いがけないきっかけが、当社の事業の柱を生み出したのでした。
第20回全国菓子大博覧会にて「城壁」が名誉総裁賞を受賞
ある日、おせんべいの生地を天日干ししていると、突然雨が降り出して生地が濡れてしまいました。「捨てるのも、もったいない」と、濡れた生地を焼いてみたところ、表面にサクッと“ひび”ができました。これをヒントに生まれたのが、当社の看板商品「城壁」です。
表面はカリっと、内側はサクッとソフトな「食感のコントラスト」がおいしい本商品は、第20回全国菓子大博覧会にて名誉総裁賞を受賞し、その名を業界に知らしめました。
人気商品「えびせんべい」を発売
おいしさを磨き続けていた当社ですが、1994年当時、売上が伸びず倒産の危機の渦中にいました。
従業員一同、なんとか新たなヒット商品を生み出そうと必死の想いで全国を巡り、ヒントになる素材を探し回りました。
そんな中で出会ったのが、静岡県由比町でつくられる「瀬戸内産の干し海老」。香ばしく風味豊かなその海老を、ふんだんに練り込みうねりを付けながら焼き上げたのが人気商品「えびせんべい」です。
海老の風味が口いっぱいに広がるこの商品は、当社の出荷量歴代一位を記録。倒産の危機を脱出する起爆剤となりました。
本社工場を現住所に移転
工場があったエリアが区画整理の対象となり、立ち退き移転することに。そこで引っ越してきたのが、現本社工場がある場所です。
移転を機に製造設備を刷新し、多彩な商品作りや柔軟な提案ができる、機能的な工場へと生まれ変わりました。
また、安心安全に優れた工場として、社外からも高く評価されています。