ざっくりとした大きなひび割れが、
まるで“お城の石垣”のように
見えることから名付けられた「城壁」。
堅焼きせんべいの荒々しさと
ソフトせんべいのやさしさが
生み出すその食感が、
「城壁」の特徴です。
塩味とたまり醤油味の、
サクサク、ガリガリ、ホロホロ崩れる、
程よいひび割れ。
口の中でちょうどよいサイズで
転がるその味は、きっとあなたの
お気に入りになるはずです。
城壁の一番のこだわりは、その名前の由来にもなっている、せんべい表面の“ひび”。独自の食感を生み出すこの“ひび”は、天日干しでせんべいをつくっていた時代に偶然発見された、まさに“天からの贈り物”です。表面は堅焼きせんべいのようなパリッとした食感、ひびの溝部分はソフトせんべいのようなサクッとした食感が味わえます。
生地に使用するお米は、うるち米ともち米を9:1の割合でブレンド。うるち米のさっぱりした味、歯切れの良い食感に加え、もち米ならではの甘みが感じられます。
「城壁」の塩味は、赤穂の天塩を独自にブレンドした上品な“京味”。何枚でもおいしく食べられます。人気を二分するたまり醤油味は、三河の淡口たまりと再仕込み醤油をブレンドし、かつお節の風味もプラス。油を付けてから醤油を付けることで、旨味を高めています。ちなみに、隠し味にはちょっと意外な“あの調味料”が入っているんですよ。
また、ひびが入っていることでタレの付着に濃淡ができ、一枚のせんべいの中にも味のコントラストが生まれ、飽きない味になっています。
城壁は、21年3月にパッケージをリニューアル!これまで以上に、見やすく探しやすい姿へ生まれかわりました。発売から40年のロングヒット商品として、その伝統を感じさせる重厚感あるデザインにしています。これからも、栃木を代表する銘菓として、日本中の人々へ“パリパリ、サクサク”をお届けしていきます。
城壁は当社の看板商品です。それは、歴史や出荷実績、業界内での高い知名度だけが理由ではなく、純粋に「城壁はせんべいの最高峰の一つである」と信じているからです。
一般的に“お米の香りを感じやすいのは堅焼きせんべい”“サクッとした食感で食べやすいのはソフトせんべい”というカテゴリごとの強みがあります。その中間を追求する試みは競合他社でも盛んに実施されていますが、城壁の“ひび入れによって1枚のお煎餅に堅焼きとソフトせんべいを同居させる”というコンセプトは、今振り返っても斬新でした。
また“ひび”は偶然から生まれた技術ではありますが、その技術を守ってきた歴史には並々ならぬ努力があります。工場移転時、まったく同じ設備を使っているにも関わらず“ひび入れ”が再現できなくなった際は、工場長が徹夜でラインのデータを採取し、細かな調整を際限なく繰り返すことでようやく同じ“ひび”が再現できたというエピソードもあります。
今後も、この“最高峰のせんべい”をお客さまへ届け続けるため、この技術とおいしさを末永く守っていきたいと思っています。
- 無選別城壁
金色のたまり味
定価378円(税込)
- 無選別城壁
白銀の京味
定価378円(税込)
- 吟製城壁
定価756円(税込)
- 雷光 蜂蜜しょうゆ味
定価356円(税込)
- 雷光 旨塩味
定価356円(税込)